梅雨前線の活動が活発で、西日本や東日本を中心に大雨の恐れがあります。大雨の影響で川の水があふれるなど避難指示が出ている広島県の様子をお伝えします。

ＪＲ広島駅では、山陽新幹線は運転を見合わせ、在来線は終日の運転見合わせが決まっています。

広島県では、８日未明から激しい雨が降り続き、三原市の沼田東地区など３地区、３４７８世帯８２６４人に対し最も警戒レベルが高い「緊急安全確保」を発令。また、広島市や呉市、福山市など１３の市と町でも一部地域には「避難指示」が発令されています。

広島市内では、市内中心部や住宅街などの道路が冠水し、一部では、警察が交通規制をしています。また、県内各地の河川が氾濫しており、三原市の天井川では一部で堤防が決壊。県が河川に近づかないよう警戒を呼び掛けています。

広島県では雨のピークは過ぎていますが、今後も断続的に雨が強まる恐れがあり引き続き警戒が必要です。