安否不明者の捜索活動 災害救助犬が活躍
大規模な土石流によって甚大な被害を受けた静岡県熱海市では、雨と暑さの中、安否不明者の捜索活動に、災害救助犬が活躍しています。
■熱海市で安否不明者の捜索続く。任務を続ける災害救助犬。
土石流によって、およそ130棟が巻き込まれ、22人が安否不明の熱海市。(8日午前10時時点)災害発生から6日目も捜索が行われ、道幅がある一部は重機が入り、がれきを取り除きながら捜索が続けられていますが、多くの場所は道が狭く捜索活動は手作業で行われています。
■泥だらけになりながらも任務を務める災害救助犬「ジャッキー」たち
嗅覚と足の裏で得た情報などを頼りに人命救助にあたるのは、災害救助犬のジャッキーたち。防衛省によると、土石流の現場に航空自衛隊浜松基地などから派遣された災害救助犬は「ジャッキー」のほか、「アナ」「アミ」「ムギ」「ダンテ」などの数匹です。
泥だらけの現場の中、自衛隊員と共に8日も安否不明者の捜索にあたっています。