雨と暑さの中…捜索活動続く 熱海市土石流
大規模な土石流が発生した静岡県熱海市の被災現場では、雨と暑さの中、懸命な捜索活動が行われています。
熱海市によりますと、今回の土石流では、これまでに7人の死亡が確認されています。安否がわからない人は27人ですが、確かな人数はまだ把握できていません。
被災地支援が広がっています。熱海市営「マリンスパあたみ」の大浴場を、被災者を対象に7日から当面の間、無料開放しました。施設内には「みんなで乗り越えよう」「一日も早く大好きな熱海が戻ってきますように」などのメッセージが寄せられています。
また、市内に開設されたボランティアセンターには、これまでに1700人を超える人たちからのボランティアの申し入れがあり、現在、活動内容などを調整しています。
なお、熱海市に出されていた大雨警報と土砂災害警戒情報は7日午後2時半過ぎに解除されました。