震災復興を後押し…モニュメントがお披露目
東京オリンピック開幕まで、きょう(13日)で10日です。選手村がオープンするなど、大会に向け準備が加速しています。
一方、開会式が行われる国立競技場近くでは、東日本大震災の復興を後押しするモニュメントがお披露目されました。
お披露目された「東京2020復興のモニュメント」は、被災地と世界を結びつけ、復興を後押しすることを目的に、組織委員会や東京芸術大学、岩手、宮城、福島の3県などが連携し制作されました。
モニュメントには、被災地の仮設住宅で使用されたアルミ建材が再利用されていて、被災3県の中高生たちが書いた支援への感謝や、選手たちへの応援メッセージが記されています。
バドミントン・リオ大会金メダリスト 高橋礼華さん
「(東京大会が)被災地の方々だったり、今、コロナで苦しんでいるたくさんの方々の勇気や希望の光となる大会になればいいなと」
モニュメントは、大会中は国立競技場近くで展示され、その後は選手のサインを加え、被災3県に設置されるということです。