新型コロナウイルスの感染が急拡大するインドネシアから帰国を希望する一部の在留邦人が、１４日夕方着の全日空便で帰国することがわかりました。

インドネシアでは新型コロナの感染が急速に拡大し、１２日までに日本人１４人が亡くなっています。これについて１３日、加藤官房長官は「邦人保護の観点から速やかに多くの人が帰国できる措置を講じる」と述べ、在留邦人が１４日に帰国予定であることを明らかにしましたが、その後の取材で、一部の在留邦人が１４日夕方に成田に到着する全日空便で帰国することがわかりました。

全日空によりますと、現地の企業から「社員を帰国させたい」との要請を受け、調整していた特別便を運航させるということです。また、今後については、政府からの要請を受け、邦人保護の観点から希望者が帰国できるよう、さらなる特別便を調整しているということです。