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不明のウガンダ選手「仕事したい」メモ残す

2021年7月17日 1:32
不明のウガンダ選手「仕事したい」メモ残す

大阪府泉佐野市で合宿しているウガンダ選手団のメンバー1人が、行方不明になっている問題で、この選手が「日本で仕事をしたい」という趣旨のメモを残し、名古屋方面へ向かう新幹線の切符を購入したとみられることがわかりました。

ウガンダ選手団のジュリアス・セチトレコ選手(20)は、16日未明に泉佐野市のホテルで姿が確認されて以降、行方がわからなくなっています。

市によりますと、セチトレコ選手が「生活が厳しい国には戻らない。日本で仕事をしたい」という趣旨のメモをホテルに残していたことがわかりました。

また、16日午前6時半ごろには隣の熊取町にあるJRの駅で、名古屋方面行きの新幹線の切符を購入していたことも判明。16日、セチトレコ選手によく似た人の姿が名古屋市内の防犯カメラに映っていたということです。

市によりますと、本人はオリンピック出場権を逃し、20日夜に帰国する予定で、警察などが引き続き行方を捜しています。