鹿児島で「強い雨」続く 土砂崩れなどの被害発生 発達した雨雲かかり…厳重な警戒を
鹿児島県では発達した雨雲がかかり続けており、現在も非常に強い雨が降っています。鹿児島市から中継です。
鹿児島市街地を流れる甲突川からお伝えします。鹿児島県内では現在、鹿児島市の一部と日置市に避難指示が出されています。降り始めからの雨の量は県北部の薩摩川内市八重山で283ミリを観測しています。
4日に予想される1時間雨量は薩摩、大隅地方、種子島・屋久島地方では40ミリとなっています。
県内では、大雨の影響で土砂崩れなどの被害が起きています。鹿児島市の市道では3日夜、道路わきのがけがおよそ7メートルにわたって崩れ、現在も通行止めとなっています。
日置市では、3日夕方、自宅の裏のがけが崩れ、88歳の女性が右足を折るけがをしました。肝付町の国道でものり面が崩れ、通行止めとなっています。
県内では今後も雨が降り続く見込みで、引き続き、厳重な警戒が必要です。