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大型で強い台風6号 長引く暴風雨に警戒

2021年7月22日 7:47
大型で強い台風6号 長引く暴風雨に警戒

台風6号は、風速15メートル以上の強風域が広がり、22日午前3時には、「大型」で「強い」台風となりました。22日午前6時には沖縄県宮古島の南南東の海上にあって、ゆっくり南西に進んでいます。今後さらに発達して「非常に強い」勢力になるとみられます。

台風の中心は、23日の昼過ぎには宮古島に、夕方から夜は石垣島や西表島に最も近づくでしょう。台風の動きが遅いため、暴風が長引くおそれがあります。22日から23日にかけて予想される最大瞬間風速は60メートルに達するとみられます。走行中のトラックの横転や電柱の倒壊による停電が発生するおそれがあります。

台風の目のまわりにはドーナツ状の活発な雨雲があり、その外側にはらせん状の雨雲の列があります。これら活発な雨雲がかかると、1時間に80ミリ以上の猛烈な雨になるおそれがあります。また、大雨が長引くため、土砂災害や河川の増水には厳重な警戒が必要です。

【予想雨量・多いところ】
宮古島・石垣島地方
(22日午前6時~23日午前6時)150ミリ
(23日午前6時~24日午前6時)300~400ミリ
(24日午前6時~25日午前6時)100~200ミリ

与那国地島地方
(22日午前6時~23日午前6時)100ミリ
(23日午前6時~24日午前6時)100~200ミリ
(24日午前6時~25日午前6時)100~150ミリ

台風の接近によって、沖縄本島・先島諸島の近海では大しけとなっています。今後、先島諸島では、猛烈なしけとなるでしょう。波の高さは、23日にかけて11メートルに達するおそれがあります。

また、台風の接近と大潮の時期が重なるため、沖縄本島・先島諸島では、23日にかけて、海岸や河口付近の低地で、高潮被害が発生するおそれがあります。気象庁や市町村が発表する台風情報や避難情報をこまめに確認するようにしましょう。

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