宣言延長 都内の人出1週間前と比べ増加も
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が今月末までに延長された東京都内の2日の人出は1週間前と比べ、むしろ増えた地点が多くなっています。
携帯電話の位置情報の解析によりますと、2日午後9時台の都内の人出は、1週間前と比べて、渋谷センター街でマイナス21.5パーセント、新宿歌舞伎町でマイナス12.1パーセントなど主に繁華街で減少が見られました。
しかし、原宿駅周辺ではプラス47.4パーセント、品川駅周辺ではプラス16.8パーセントなど主要な駅では人流の増加が目立ち、データが公開されている都内22地点のうち13地点で人出は増加していました。
また、緊急事態宣言初日の2日、新規感染者が過去最多を更新した神奈川県では横浜駅周辺でマイナス7.6パーセントと減少したものの、元町・中華街駅でプラス5.8パーセントなど、こちらはむしろ繁華街で人出の増加が見られました。