ハザードマップを利用して円滑な避難を
11日(水)から週明けにかけて、活発な前線が日本列島に停滞する見込みで、気象庁は、西日本や東日本の日本海側を中心に、今後「重大な災害が発生する可能性が高まる」として、警戒を呼びかけています。
災害が発生する前に、危険な場所や避難場所を把握し、円滑な避難行動をとるためのツールとして「ハザードマップ」があります。
ハザードマップは、災害時に危険が想定される場所や、避難場所などを地図にまとめたもので、土砂災害や火山噴火、地震、津波など、さまざまな自然災害を対象として、国土交通省や各自治体などによって作られ、公開されています。
ハザードマップを確認することによって、自分の住んでいる地域で起こりうる災害や、避難経路における危険箇所を事前に把握し、避難行動をシミュレーションすることができます。
このハザードマップは、自分ひとりが確認するだけでなく、家族で確認しあったり、トイレなど日常的に目につく場所に貼ったりするなどして、普段から慣れておくことが大切です。
週明けにかけて、前線の停滞による大雨で重大な災害が発生するおそれもあります。ハザードマップや非常用持ち出し袋などをあらためて確認するとともに、最新の気象情報にご注意ください。
画像:「重ねるハザードマップ」より