×

警備員を投げたパラ柔道選手、資格停止へ

2021年8月16日 10:20
警備員を投げたパラ柔道選手、資格停止へ

東京パラリンピックのジョージア柔道男子代表選手が、都内のホテルで男性警備員に大ケガをさせた疑いがある問題で、ジョージアのパラリンピック委員会は日本テレビの取材に「失望している」とコメントしました。

関係者によりますと、ジョージアの柔道男子選手は12日朝、東京・大田区の羽田空港近くのホテルで、60代の警備員の男性を投げ飛ばして、肋骨を折るなどの大ケガをさせた疑いがあるということです。

ホテルではジョージアの複数の選手が廊下で大声を出すなど騒いでいたとみられ、被害を受けた男性が、選手らが滞在するフロアを警備していたところ、急に男子選手が走ってきて、投げ飛ばしたということです。

男性は警視庁に被害届を提出していて、警視庁は傷害の疑いで詳しい経緯を調べることにしています。

ジョージアのパラリンピック委員会は日本テレビの取材に対し、「この件は調査中だが失望している」とコメントし、「選手の参加資格は効力停止されるだろう。国に戻され、懲戒処分が検討される予定だ」としています。