京都にも“宣言”清水寺周辺駐車場が閉鎖も
新型コロナウイルスの感染が急速に拡大していることを受け、京都府と兵庫県にも20日から緊急事態宣言が適用されました。
前回の緊急事態宣言が6月20日までだった京都府は、わずか2か月で再び宣言が出されました。世界遺産・清水寺の周辺では、市営の駐車場が閉鎖され、参道では、営業を続けている土産物店もありますが、人通りはまばらです。
瓢箪屋 大井秀民店主
「きょうもこんな調子だから、(売り上げは)1000円ぐらいかな。厳しいですよ」
日本三景の一つ、京都府宮津市の天橋立では、飲食店などに午後8時までの時短営業と酒の提供停止が要請され、観光船は夕方以降の運航を取りやめます。
丹後海陸交通 田中城二所長
「お客さんは少し回復傾向にあったのですが、仕方ない」
兵庫県は独自に、飲食店で客が会話する際にはマスク着用を徹底し、応じない客に対しては店側から退店を求めるよう要請しています。神戸市内の喫茶店では、店内やテーブルの仕切る板にマスク着用を促す紙を貼りました。
萩原珈琲店 元町サントス 黒塚正毅店長
「本来はそういうの(マスク)関係なしに、商品を食べたり飲んだりしていただきたいので、そこ(マスク)でお断りするのは心苦しい」