東京パラリンピックの開会式を前に、航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」が東京上空を飛行します。スモークに使われる３つの色の由来とは？

ブルーインパルスの飛行は渋谷上空からスタート。赤・青・緑の３色のカラースモークを噴射しながら、東京タワーやスカイツリー上空などを飛行します。

スモークの赤・青・緑はパラリンピックのシンボルマーク「スリーアギトス」に使われている色です。「アギト」とは、ラテン語で「私は動く」という意味で、困難なことがあってもあきらめずに、限界に挑戦し続けるパラリンピアンを表現しているといいます。また、赤・青・緑の３色は、世界の国旗で最も多く使用されている色ということで選ばれたということです。

ブルーインパルスは編隊６機と予備機３機で飛行する予定です。予備機３機のうち１機は編隊と一緒に飛び、撮影などの任務にあたります。残り２機は、トラブルがあったら交代できるよう編隊とは離れた上空で待機しているということです。