神奈川県は、児童や生徒の新型コロナウイルス感染対策を強化するため、県立高校などの登校を週１回から２回程度にしたり、家庭に抗原検査キットを配布したりすると発表しました。

神奈川県の黒岩知事は２６日、対策本部会議を開き、夏休み中の児童や生徒の感染が拡大し、子供から家族への感染の連鎖が懸念されるため、子供の感染対策をより一層強化する考えを示しました。

県立の中学校や高校では来月１日から１２日まで週１回から２回程度の登校として分散登校を行うほか、登校しない日はオンラインでの学習を行うということです。

また、ワクチン接種の対象年齢となっていない園児や児童の感染拡大を防止するため、保育園や幼稚園、小学校に通う子供がいる全ての家庭に抗原検査キットを配布するとしています。