海老蔵がカレー開発 きっかけは麻央と子供
市川海老蔵さんが自ら開発したレトルトカレーの試食会に登場し、きっかけは、妻の麻央さんのがん闘病と子供のアレルギーだったことを明かしました。
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■きっかけは妻・麻央さんの闘病で自作した「野菜スープ」
歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが21日、自らが開発したレトルトカレー「海老蔵カレー」の試食会に登場しました。
海老蔵さんはカレー開発のきっかけについて、妻の麻央さんのがん闘病中に野菜スープを作ったことだと話し、「僕大量に作るんで、すごい量を持っていっても(麻央が)あんまり食べられない。残ったものをどうしようかな、と思い残ったものにカレーのルーを適当に入れて食べたら美味しかった」ことからカレー作りを始めたと明かしました。
■アレルギーある人にも…子供が食べられるよう工夫
「うちの子供に小麦粉のアレルギーの人もいて、普通の市販のカレーが食べられない」と海老蔵さん。そこで、小麦粉などを使わないカレー作りに挑戦。試行錯誤を重ね、今では海老蔵さんの作るカレーは家族の定番メニューになったそうです。今回のレトルトカレーの開発にあたっても、アレルギーとする人が多い小麦などの「特定原材料7品目」を使用していないことが特徴。味についても子供たちの意見を参考にしたといい、「うちの子は普通のカレーの味を知らない。そういうアレルギーのある方々にも食べてもらいたい」と語った。
■伝統工芸などの「作り手」を支援するアプリ発案
このカレーは、自身が発案したライブコマース(動画配信型のオンライン販売)のアプリ「ENU」のプロジェクト第一弾として開発されました。アプリ上で正午から販売された海老蔵カレーは今回用意された925個が20分で完売しました。今後このアプリでは、伝統工芸作家やアーティストらを中心とした「作り手」が、ユーザーと交流しながら作品を制作・販売するサービスを提供していくということです。