小泉環境大臣は、菅総理が記者会見で原稿を棒読みしているなどと批判が出ていることについて、総裁選に向け“総理自身の言葉で国民に届ける姿勢をもってもらいたい”との考えを示しました。

小泉環境大臣は、自民党総裁選で菅総理の再選を支持する考えを既に示していますが、２７日の閣議後の会見で“菅おろし”の声が出ていることについて、「おろせるならおろせ。そういう不退転の決意で戦う姿勢をもってこの総裁選に挑んでいただきたい」と述べました。

その上で、菅総理が記者会見で原稿を棒読みするような伝え方をし、批判が出ていることを踏まえ「菅総理自身の言葉で感じていることを国民の皆さんに届ける。その姿勢をもってもらいたい」「記者会見で（原稿を）読むことは悪いことではないし、私も読みます。プロンプターも必要な時は使うでしょう。しかし、この危機の中にあるからこそ官僚が作った言葉だけでなく総理自身が感じていることを、リーダーから発することが求められていると思う」と述べ、菅総理自身の言葉で総裁選を戦いきってもらいたいとの考えを示しました。