【天気】九州北部は土砂災害に警戒
秋雨前線の影響で、九州北部では、3日昼頃にかけて、非常に激しい雨のおそれがあります。土砂災害には警戒が必要です。
秋雨前線の影響で、3日早朝から、九州北部で雨の降り方が激しくなってきています。長崎県の平戸では、3日午前4時54分までの1時間に、72.5ミリの非常に激しい雨を観測しました。また、福岡市内でも午前7時までの1時間に、51.5ミリの非常に激しい雨を観測しています。3日昼頃にかけて、九州北部や山口県では、大雨のおそれがあり、土砂災害に警戒が必要です。
■4日朝までの予想雨量(多いところ)
福岡県福岡地方 150ミリ
福岡県北九州地方 150ミリ
福岡県筑豊地方 100ミリ
福岡県筑後地方 80ミリ
佐賀県北部南部 120ミリ
長崎県北部南部 120ミリ
長崎県壱岐対馬 100ミリ
長崎県五島 60ミリ
山口県 120ミリ
■土砂災害警戒情報(3日午前7時)
九州北西部の海岸付近を中心に、土砂災害の危険度が高まっています。長崎県平戸市、佐賀県伊万里市、唐津市には、「土砂災害警戒情報」が出ています。特に、8月中旬に記録的な大雨となった地域では、土砂災害に対するより一層の警戒が必要です。
■竜巻などの突風にも注意
大気の状態が不安定です。活発な積乱雲に伴う竜巻などの突風が起こりやすい気象条件です。空の様子に注意して、激しい雷雨や風の急な変化など、活発な積乱雲が近づく兆しがある場合などは、頑丈な建物に移動するなど、安全確保に努めてください。落雷やひょうにも注意しましょう。