天皇陛下、ご一家で皇居へ 赤坂御所に別れ
天皇陛下は6日、半世紀以上住み慣れた赤坂御所に別れを告げ、皇后さま、長女の愛子さまと共に、皇居に住まいを移されました。
6日午後2時半頃、天皇ご一家は、秋篠宮ご夫妻の見送りを受け、住み慣れた赤坂御所を後にされました。そして、歴代天皇に伝わる剣と勾玉(まがたま)と共に、新しい住まいである「御所」に入られました。
両陛下は、「歴代の天皇がお務めを果たされる上での礎となってきた皇居に移ることに身の引き締まる思いが致しますが、心を新たに日々の務めを果たしていきたいと思います」と、感想を寄せられています。
ご一家は、荷物を運び入れる10日間、皇居・宮殿に寝具などを運び、滞在されます。
2019年の即位以降、天皇陛下は赤坂から通われてきましたが、皇居はようやく新しい主を迎え入れることになりました。