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国立の陸上トラック“存続”に意欲 文科相

2021年9月7日 14:02
国立の陸上トラック“存続”に意欲 文科相

東京オリンピック・パラリンピック後の国立競技場について、萩生田文科相は、陸上競技のトラックを残すことに改めて意欲を示しました。

東京大会後、国立競技場は陸上のトラックをなくし、球技専用にすることも検討されていましたが、世界陸連が世界選手権を開催したい意向を示すなど、今後の運営についてはまだ決まっていません。

これについて、萩生田文科相は「民間事業者などの意見を確認しながら、丁寧に検討をすすめたい」とした上で、トラックを残すことに改めて意欲を示しました。

萩生田文科相
「東京大会のレガシーとして、国立競技場は現状のまましばらく使う方が国民の理解を得られるんじゃないか」

また、東京大会は無観客だったことから「将来、陸上の世界選手権を誘致する機会があるなら、その時には満員で競技を見ていただきたい」と述べました。