7日にジャニーズ事務所が会見を開き、5日に社長を引責辞任した藤島ジュリー景子前社長が登壇。「事務所といたしましても、藤島ジュリー景子個人といたしましても、ジャニー喜多川に性加害はあったと認識しております」と述べ、被害者に謝罪しました。

先月頭に社長を打診されたという東山紀之新社長も、ジャニー氏の性加害を認め謝罪。年内でタレント業を引退し「今後は人生をかけてこの問題に取り組んでいく覚悟」と述べました。記者からは「過去にパワハラや性加害を行っていた」と一部報道で報じられていた東山新社長自身の疑惑にも質問が及びましたが、否定しました。

会見では、ジャニー氏の性加害に対し“沈黙”していたメディアについても話が及びました。東山新社長は「メディアの方たちとは対話は必要」と述べました。メディア側がタレントを出演させることができなくなるなどの危惧から、性加害報道を控えていたのではないかという指摘に対しては、「（忖度・圧力は）必要ないと思っている」と話しました。

●会見を受けて、日本テレビは以下のコメントを発表しました。

日本テレビはジャニーズ事務所に対し、被害者の救済と再発防止に徹底して取り組むよう求めるとともに適切な対話を続け、人権を尊重した企業活動に努めてまいります。なお、日本テレビは会見で示された対応、方針をふまえて、現時点でジャニーズ事務所所属タレントの番組出演について変更する予定はございません。今後も視聴者の皆様の期待を裏切らない番組を制作してまいります。

※詳しくは動画をご覧ください（9月7日放送『news zero』より）