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台風→温帯低気圧 屋根が…和歌山で突風か

2021年9月18日 17:12
台風→温帯低気圧 屋根が…和歌山で突風か

西日本を横断したあと東海沖の海上を東へ進んでいた台風14号は、18日午後、静岡県の沖合で温帯低気圧に変わりました。和歌山県美浜町では18日未明、突風とみられる強風が吹き、建物の窓ガラスが割れたりする被害が相次ぎました。

18日午前0時半ごろ、和歌山県美浜町の住宅街で、自宅の屋根瓦や駐車場の屋根が吹き飛ばされていることに住民たちが気づき、町役場に通報が相次ぎました。被害にあった住宅はおよそ50軒に上っていて、瓦や木材が道路をふさいだり、飛んできた屋根の一部で家屋の窓ガラスが割れたりするなどの大きな被害が確認されました。

当時、和歌山県には台風14号が接近していて、局地的な突風が吹いたことが原因とみられています。

被害を受けた住民「いつもより雨の音が大きいと思ったら、だんだん迫ってくるような近づいてくるような大きな音になって、ドーンという音がした。そうしたらガラスが割れたので、怖かったです」

この突風で、割れた窓ガラスで子供がひとりケガをしたため、病院で手当てを受けたということです。

美浜町には当時、竜巻注意情報が出されていて、和歌山地方気象台の職員が現場に入り、被害状況と突風の原因について詳しく調べています。