京王電鉄グループ会社に立ち入り検査 データ改ざん問題
車輪を組み立てる際のデータを改ざんしていた問題で、国土交通省が京王電鉄のグループ会社に立ち入り検査を行いました。
20日、国交省が立ち入り検査を行ったのは、京王電鉄のグループ会社、「京王重機整備」の事業所です。
京王重機整備は、車輪を組み立てる際に基準を超えたり、下回る圧力をかけていたにもかかわらず、基準内に収まる数値に書き換えていたということです。
改ざんが確認されたのは委託を受けていた全国31社、合わせて1786本で、うち京王電鉄では、京王線、井の頭線の合わせて937本にのぼるということです。
国交省は、立ち入り検査の結果を踏まえて、厳正に対処するとしています。