ANA・JAL社員 鉄道・運輸機構に出向
新型コロナの影響で、航空業界の苦しい経営が続くなか、航空会社の社員が、新幹線の建設を担う独立行政法人に出向し、1日、辞令交付式が行われました。
整備新幹線の建設を行う鉄道・運輸機構に出向するのは、全日空と日本航空の社員、1人ずつで、全日空からは客室乗務員の女性が広報課に配属になります。
日本航空からは営業経験豊富で北海道勤務が長い男性が出向し、2030年度の札幌延伸を目指す北海道新幹線の地元説明などの業務に就くということです。
日本航空から出向・立石浩二さん(61)「(今まで)空の仕事をしてたのですが、これで陸の仕事をして。非常に楽しみにしています」
全日空から出向・横畑汐音さん(25)「同じ公共交通機関に携わるお仕事ということで、これまでの航空業界での経験が何かこちらでお役に立てばうれしいです」
鉄道・運輸機構は、「接客や営業の経験、ノウハウを存分に発揮してもらいたい」としています。