横田早紀江さん、進展ない現状へ思い訴え
北朝鮮に拉致された横田めぐみさんが今月5日、57歳の誕生日を迎えるのを前に、母親の早紀江さんが進展のない現状への思いを訴えました。
今月5日の横田めぐみさんの誕生日を前に、拉致問題を考える集会がオンラインで開催されました。
めぐみさんの母・横田早紀江さん(85)「もうね、お誕生日と聞かれるとつらくなるんですね。どうしてこんなに長い時間かかっているんだろうっていう事がいつも頭の中にあるので。『どんなに待ったのか分からないのよ。おいしいケーキ食べよう』って。そんな日が来るのを楽しみにしているんです」
また、早紀江さんは自身について、「いつ倒れてもおかしくない」と述べ、岸田新政権に対し「日朝首脳会談を実現すべく動いてほしい」と訴えました。