東京都の小池知事が特別顧問を務める地域政党・都民ファーストの会は、新たに国政政党「ファーストの会」を立ち上げ、次の衆院選に、東京の選挙区を中心に候補者を擁立すると発表しました。

都民ファーストの会代表・荒木千陽都議「ファーストの会でございます。都政にとどまっていては東京の未来も、そして地方の未来も、そして日本の未来も切り開くことができない。このような強い危機感の中から私たちは立ち上がる決意をさせていただきました」

国政政党「ファーストの会」の代表は、都民ファーストの会代表の荒木千陽都議が兼務し、次の衆院選では、東京の小選挙区を中心に候補者を擁立するとして、公募も始めると発表しました。

注目される小池知事の衆院選への出馬については、「小池知事は、出馬しないと言っている。私たちからも要請はしていない」と否定しました。その上で、「結党については、小池知事に相談してやっている。選挙応援など連携していきたい」と述べました。

一方、小池知事は、都民ファーストの会の国政進出ついて、「熱い思いは聞いている」とした上で、自身の国政復帰については、「今は都政に専念している」と述べて、改めて否定しました。