小池知事が危機感“豪雨もコロナも災害”
東京都内では、過去最多となる5773人の新型コロナの感染者が確認されました。また、重症者も227人で過去最多となりました。小池知事は、医療体制のひっ迫が進み、「豪雨も新型コロナも同じ災害で、都内は災害級の危機を迎えている」と危機感を露わにしました。
小池知事「豪雨の被害もコロナの被害も同じ災害だということ。雨粒が重なって水流になるのと、一人ひとりの行動が重なって人流が増えるのと、結果として病床がふさがって、救える命も救えなくなるという恐れ、これが今、起こっている。災害級の危機を迎えている」
小池知事は、自然災害と違い、「人流は人の意思で抑えることができる」と述べ、旅行や帰省は中止するよう求め、買い物も3日に1回程度に減らすよう呼びかけました。
都内では、東京オリンピック開幕後に感染が急拡大しましたが、大会期間中、小池知事の発信力は影を潜め、「コロナとの戦いで金メダルを取りたい」などと話していました。