両陛下 オンラインで被災者と交流
天皇皇后両陛下は、東日本大震災から10年がたった宮城県での式典にオンラインで出席し、被災者らと交流されました。
天皇陛下「震災後、皇后とともに訪れた被災地の光景は、今も目に焼き付いて、私たちの脳裏を離れることはありません」
天皇皇后両陛下は、石巻市で開催された「全国豊かな海づくり大会」にオンラインで出席されました。宮城県は、東日本大震災で全ての漁港が被災しましたが、大会では、漁船のパレードやカレイの稚魚などの放流が行われ、両陛下は笑顔で手を振られていました。
その後、震災の教訓を後世に伝える施設を視察した両陛下は、「心のケアはいかがでしょうか」と被災した人たちを気遣い、復興活動をねぎらわれていました。