斉藤国土交通大臣は、観光事業への財政支援策として行われている県内旅行の割引について、「隣接県からの旅行者も対象に加えられないか検討していく」との考えを示しました。

６日、斉藤国交大臣は報道各社とのグループインタビューで、ＧｏＴｏトラベルが再開するまでの財政支援策として、すでに一部の県で実施されている県内旅行の割引について、「隣接県から来訪する旅行者についても国の支援の対象に加えられないか検討していく」と述べ、支援対象の拡大を検討する考えを示しました。

また、去年末に一時停止したＧｏＴｏトラベルと当時の感染拡大との関連性を検証するかとの質問に対しては、「政府の分科会でＧｏＴｏトラベルが感染拡大の原因になったというエビデンスはないと結論は出ている」としながらも、「それが明確に分かるような納得性のあるものを用意する必要があるのではないかと思っている」と述べました。