脱線の日暮里・舎人ライナー 事故車両撤去
7日の地震で車両が脱線した日暮里・舎人ライナーの事故で、東京都交通局は、復旧作業を進めるため、事故車両をクレーンで撤去しました。ただ、復旧作業に時間がかかるため、9日も始発から運行を見合わせます。
クレーンで持ち上げられているのは7日夜に脱線した日暮里・舎人ライナーの車両です。8日午後9時前から作業が始まり、車両が撤去されました。
東京都交通局などによりますと、7日の夜、緊急地震速報を受けて、司令室にいた係員が非常停止ボタンを押しましたが、緊急停車する際、5両編成のうち先頭から3両が脱線し、乗客3人が軽傷を負いました。
詳しい事故原因については、国の運輸安全委員会が調査しています。
地上設備の補修など復旧作業に時間がかかるため、都は、9日も始発から運行を見合わせることにしていて、運行再開は、10日以降になる見通しです。