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「超大型」台風18号 沖縄は強風域に

2021年10月10日 19:24
「超大型」台風18号 沖縄は強風域に

「超大型」の台風18号は、沖縄の先島諸島を強風域に巻き込みながら西寄りに進んでいて、11日(月)は、海は大しけとなりそうです。影響が長引くおそれがあり、しばらくは高波に警戒が必要です。

台風18号は、10日(日)午後6時現在、中心気圧が990hPaと、それほど発達しておらず、風速25メートル以上の暴風域はありませんが、中心から900キロメートルの範囲で風速15メートル以上の強い風が吹いており、「超大型」となっています。中心はフィリピンの東にありますが、先島諸島は強風域に入っています。

11日(月)は、沖縄本島地方から先島諸島で大しけとなり、波の高さは6メートルから7メートルと予想されています。また、最大瞬間風速は、先島諸島で30メートル、沖縄本島地方と大東島地方で25メートルの見込みです。

台風は、今後も西寄りに進み、12日(火)には南シナ海へと進む見込みで、大しけや風の強い状態は12日(火)にかけて続く見通しで、しばらくは、うねりを伴う高波に警戒するとともに、強い風に注意が必要です。

一方、10日(日)午前9時に、日本のはるか南東の海上で、新たに台風19号が発生しました。こちらは西寄りに進んだあと、進路を北から東寄りに変える見込みで、日本付近への影響はなさそうです。