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「超大型」台風18号 沖縄は高波警戒続く

2021年10月11日 18:33
「超大型」台風18号 沖縄は高波警戒続く

「超大型」の台風18号は、沖縄の先島諸島を強風域に巻き込みながら進んでいます。台風自体が非常に大きいため、強風や高波など影響が長引く見込みです。一方、日本のはるか南で発生した台風19号は南鳥島付近を西へ進んでいます。

「超大型」の台風18号は11日(月)午後3時現在、フィリピンの東の海上にあって、石垣島や宮古島など先島諸島が風速15メートル以上の強風域に入っています。

11日(月)、先島諸島では非常に強い風が吹いていて、海上は大しけとなってます。宮古島で最大瞬間風速25.5メートルを観測した他、沖縄・那覇でも20メートル近い強風が吹きました。
台風18号は、今後も西寄りに進み、12日(火)には南シナ海へと抜ける見込みですが、台風自体が非常に大きく、影響が残りそうです。

先島諸島で12日(火)予想される最大瞬間風速は、30メートル、波の高さは6メートルとなっており、強風に注意するとともに、うねりを伴った高波に警戒が必要です。

一方、10日(日)日本のはるか南の海上で発生した台風19号は、11日(月)午後3時現在、南鳥島近海を西寄りに進んでいます。

今後は進路を北から東寄りに変えたのち、16日(土)には熱帯低気圧に変わる見込みで、日本付近への影響は無いとみられます。