×

厚労相「今後の対策、早急に全体像示す」

2021年10月13日 18:20
厚労相「今後の対策、早急に全体像示す」

新型コロナウイルスの感染対策などについて厚生労働省に助言する専門家会議で、後藤厚生労働相は、「感染が比較的落ち着いている今のうちに今後の対策の全体像を示す」と述べました。

後藤厚生労働相「今のように感染が比較的落ち着いている今こそ、これからのさまざまな事態を想定しまして、徹底的に安心確保に取り組むことが重要である」

後藤厚生労働相は、「感染者数をもう一段、落とすことが重要」と述べた上で、早急に今後の感染対策などの全体像を示す考えを示しました。

また、会議では、長崎大学が1都7県で、この夏に行ったワクチンの有効性の研究結果が示され、2回接種した人と接種していない人を比べると、発症を防ぐ有効率は86.8%でした。「デルタ株が流行していてもワクチンの有効性は確認されたが、ブレークスルー感染は起こるので、感染対策は必要だ」としています。