沖縄県“時短要請”など前倒しで解除せず
新型コロナウイルスの感染再拡大を警戒する沖縄県は、今月末までとしている飲食店への営業時間の短縮要請など県独自の対策について、前倒しで解除しないことを決めました。
沖縄県は21日、県の対策本部会議を開き、先月末に緊急事態宣言期間が終了した後、県独自で続けている飲食店への時短要請などを前倒しで解除できるか検討しましたが、予定通り今月末まで継続する方針を決めました。
県内では先週から、1日に確認される感染者の数が前の週の同じ曜日を上回る日も出始め、人口10万人あたりで見た1週間の新規感染者数も全国最多となっています。
飲食業界などからは、来週にも時短要請を解除するよう求める声が上がっていましたが、県はリバウンドへの懸念から、前倒し解除は困難と判断した形です。