19日に「棋王」のタイトルを新たに獲得し、史上最年少での六冠という偉業を達成した藤井聡太六冠が、一夜明けて記者会見を行いました。

藤井六冠は19日、棋王戦五番勝負第4局で渡辺明名人に勝利し、「棋王」のタイトルを獲得し、六冠を達成しました。六冠は羽生善治九段以来史上2人目で、20歳8か月での達成は羽生九段が持っていた「24歳2か月」の最年少記録の大幅な更新となります。

藤井六冠
「防衛戦続く中、今回棋王戦で挑戦の機会を得ることができてうれしい結果だった」「喜びというのもあるんですけど、大きな対局も近くにあるので、気持ちをもう1回向けて取り組んでいけたら」「（六冠の色紙かかげて）照れくさいというのもあったんですけど」「自分のことをきっかけに、将棋に関心を持ってくれる方が少しでも増えればうれしい」

来月5日からは最年少七冠をかけ、初めて臨む名人戦七番勝負で渡辺名人に挑みます。