将棋の藤井聡太竜王が8大タイトルのひとつ「棋王」を新たに獲得し、最年少での六冠を達成しました。

藤井竜王は19日、栃木県日光市での棋王戦五番勝負第4局で渡辺明名人に挑んでいました。

これまで、藤井竜王が2勝、渡辺名人が1勝で、藤井五冠が「棋王」獲得まであと1勝と王手をかけていましたが、19日の第4局で藤井竜王は午後7時半ごろ132手で渡辺名人を投了に追い込み、勝利しました。

藤井竜王は「棋王」のタイトルを新たに獲得し、これまで持っていた自身の5つのタイトルと合わせて六冠となりました。

六冠は羽生善治九段以来、史上2人目で、20歳8か月での達成は羽生九段が持っていた「24歳2か月」の最年少記録を大幅に更新しました。