情報カメラにナゾの衝撃音 問い合わせ多数
青森県むつ市の情報カメラの映像には、25日午前9時過ぎ、衝撃音のあとに、航空機のエンジンのような音が記録されていました。
しかし、もう一度映像を見てみると、何かが衝突するなどの異変や、航空機が飛行する様子は確認することができません。この音の影響で、むつ市内では一時、通報を受けた消防や警察が出動する騒ぎになりました。
市民「屋根に何か落ちてきたのかと思っていた。本当にびっくりした」
消防や警察、むつ市役所には26日の午前中までに「屋根や窓が揺れた」「ドンという衝撃音がした」など、36件の問い合わせがあり、隣接する横浜町の役場にも5件ほどの問い合わせがあったということです。
また、むつ市内には自衛隊の基地がありますが、この時間帯、海上自衛隊大湊地方総監部は訓練を行っておらず、航空自衛隊三沢基地に所属する戦闘機は飛行していなかったといいます。
いったいこの音は何だったのか。周辺での被害などは、今のところ確認されていないということです。