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小池知事が緊急入院“深刻な病気ではない”

2021年10月27日 23:27
小池知事が緊急入院“深刻な病気ではない”

東京都は、小池知事が過度の疲労で入院し、1週間程度の静養が必要になったと発表しました。

小池知事が過労を理由に入院するのは、ことし6月に続き2度目です。都知事の2度の緊急入院に、職員は一様に驚いていますが、側近の幹部は、「深刻な病気が見つかったわけではない」と説明しています。

関係者によりますと、小池知事は、せきが続くなどの体調不良を訴え、27日午後、都内の病院に入院しました。医師からは、過度の疲労による症状が見られると診断されたということです。

21日に開かれた都の会議でも、せき込んだり、言葉に詰まったりするなど、体調が優れない様子が見られました。小池知事が過労を理由に緊急入院するのは、ことし6月22日に続いて2度目となります。

側近の幹部は、「深刻な病気が見つかったわけではない。6月に入院した時と同じ、過労による症状が出ている」と説明していて、新型コロナの感染が急拡大した第5波への対応と東京オリンピック・パラリンピックが重なったことで、「休養がしっかりとれていなかった」と話しています。

医師から1週間程度の静養が必要だと診断されたため、静養中の公務は副知事が務めます。ただ、「東京都のトップ」という重い立場にある中で、6月に続いて2度の緊急入院に至ったことは、世間から注目されると共に、今後、波紋を広げそうです。

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