なぜ今?アマンドが“純喫茶メニュー”開始
東京・六本木にある洋菓子店「アマンド六本木店」では今、“純喫茶メニュー”を販売しています。なぜ、こうしたメニューを始めたのでしょうか。
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ピンク色の外観が目を引くアマンド六本木店。今月登場した“あるメニュー”が人気だといいます。
キーコーヒー市場戦略チーム 石坂康明さん「純喫茶においてある懐かしいメニューというものを、アレンジをして、再現したものになっています」
1日30食ほど売れているという、モチモチの太麺に目玉焼きをトッピングした「ナポリタンセット」や、カレーソースを加えた「ホットサンド」など“昭和レトロ”なメニューです。さらに、赤・黄・緑とカラフルで映える「懐かしのクリームソーダ」もあります。
しかし、なぜ今、こうした純喫茶メニューを始めたのでしょうか。
キーコーヒー市場戦略チーム 石坂康明さん「今、昭和レトロブームということで、純喫茶って魅力的だなと思っていただいて、純喫茶に足を運んでいただきたい」
1964年に開店したアマンド六本木店は六本木交差点に面し、“待ち合わせ場所”の目印として人気を博しましたが、新型コロナウイルスの影響で、人出が減るとともに売り上げも減少しました。
昭和レトロブームの今、古きよき喫茶店文化を残したいとの思いから、純喫茶メニューを販売したといいます。
お客さん「昭和世代ですね、ギリ。こういう味を後ろの世代につなげるという意味では、リバイブ(復活)してくれるのは、非常にいいのかなと思いますね」
純喫茶メニューは今月20日までの期間限定で、販売するということです。