東京タワー“渋沢カラー”没後90年の命日
「近代日本経済の父」として新1万円札の肖像に選ばれている、渋沢栄一の没後90年の命日にあたる11日、東京のシンボルである東京タワーが「渋沢カラー」にライトアップされました。
11日のライトアップは、渋沢栄一の没後90年の命日を迎えて1日限定で行われるもので、色は渋沢の生家が製造販売で栄えた藍染めの原料の「藍玉」をイメージしたということです。
渋沢栄一は、100年前の関東大震災後、「逆境の時こそ、力をつくす」と、復興の先頭に立ち支援活動に尽力しました。コロナ禍で逆境に立ち向かう全ての人々にその精神を発信するため、この「渋沢カラー」をともしたということです。ライトアップは12日午前0時まで行われます。