日航機事故 遺族が航空会社社員らに講演会
36年前の日航機墜落事故で息子を亡くした遺族が、18日午後、羽田空港で航空会社の社員らに、空の安全の大切さを伝える講演会を行いました。
1985年8月12日に起きた日航機墜落事故で、当時9歳だった息子・健さんを亡くした美谷島邦子さん。事故から36年たった今も、空の安全を伝える活動を続けています。
8.12連絡会事務局長・美谷島邦子さん「安全への思いを共有して、互いに高めあうことこそ、これからの航空業界に最も求められることではないかと思っています」
18日午後、羽田空港で行われた講演会では、航空会社の社員やターミナルのスタッフなど空港で勤務する136人を前に、「日頃からリスクに対する認識を共有し、対処する人材を育成することが必要」などと安全への思いを訴えました。