東京都は、健康上の理由などで新型コロナのワクチンを接種できない人が、「ワクチン・検査パッケージ」などを利用するためのＰＣＲ検査を無料化することを明らかにしました。

１２月下旬以降実施する予定で、検査規模は１００日分で１８０万回を想定しています。また、感染が拡大傾向にあるときは、特措法に基づき、感染に不安を感じる無症状の人も無料で検査を受けられるようにします。

一方、ワクチンの３回目接種については、来月１日より、医療従事者から都内の区市町村で実施するほか、来月中旬より、都庁の北展望室と多摩地域の２か所に都の大規模会場を開設します。

使用するワクチンはファイザーとモデルナで、医療従事者のほか、東京消防庁の救急隊員などが対象で、会場は段階的におよそ６か所まで増やすということです。