3回目接種“クラスター”で6か月に前倒し
新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種時期について、厚生労働省は、医療機関や高齢者施設でクラスターが発生した場合などに、例外的に、2回目の接種から6か月に前倒しできるとする基準を示しました。
後藤厚労相「医療機関等においてクラスターが発生した場合、同一の保健所内でいくつもの医療機関等におけるクラスターが発生した場合、例外として接種をいただける」
26日に示された新たな基準では、原則「2回目接種から8か月以上経過した18歳以上」とした3回目接種の時期を例外的に2回目接種から6か月に前倒しできる対象は、クラスターが発生した医療機関や高齢者施設などのほか、同じ保健所の管轄内の複数の医療機関などでクラスターが発生した際のその地域の医療従事者や入院患者ら、などとしています。
また、前倒しする際は、市町村が事前に厚労省と相談の上、配分されたワクチンを使うとしています。