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国産ワクチンメーカーもオミクロン対応開始

2021年11月30日 23:17

新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が懸念される中、第一三共など国産ワクチンを開発するメーカーも、「オミクロン株」に対して有効か検証するなど、対応を始めました。

日本の製薬会社「第一三共」は、開発中の新型コロナワクチンについて、公開されているオミクロン株の遺伝子情報をもとに、効果の検証を始めたということです。

また、別の新型コロナワクチンを開発する「塩野義製薬」も、オミクロン株に対応したワクチンの「原薬」を製造する検討を始めたということです。

開発中のワクチンがオミクロン株に効果がない場合、すぐ製造を切り替えられるよう準備を進めるということです。

一方、インフルエンザワクチンにも用いられている「不活化ワクチン」を使った新型コロナワクチンを開発している「KMバイオロジクス」は、オミクロン株を入手して、開発中のワクチンで効果があるかなど確認するとしています。

これまでの変異株では効果が確認されていて、もし効果がなければ開発を見直すとしています。