文部科学省は１７日、日本大学の加藤理事長に対し具体的な対応を求める指導通知を手渡しました。

日本大学・加藤直人理事長「この通知を大変重く、かつ厳粛に受け止めまして、しっかりと対応していきたいと考えているところでございます」

日大の加藤理事長らは、１７日午後３時ごろ、文科省を訪れ、指導通知を受け取りました。

指導通知で文科省は日大に対し、「実効性のある再発防止策と執行体制の構築」や「前理事長への損害賠償請求」、「解散を含む子会社管理のあり方の見直し」などの検討を要請し、来月中旬までに具体的な対応状況を報告のうえ、来年３月末までに最終報告を提出するよう求めています。

加藤理事長は、「短期間での対応が求められている。関与した者に対する厳正な対応を検討する。前理事長への損害賠償請求も適切に対応したい」と述べました。