群馬で感染者52人 30人は工場関係者
群馬県は17日、新たに52人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。一日の感染者が50人を超えるのは9月14日以来、およそ3か月ぶりです。
このうち30人は桐生市内にある工場の関係者だということです。群馬県内では、太田市にある同じ会社の工場でもクラスターが発生していて、2つの工場を合わせた感染者は48人となりました。
群馬県の山本知事は17日午後5時からの臨時会見で、陽性者のスクリーニング検査ではすべてデルタ株で、オミクロン株によるものではないとしています。
さらに、大規模な市中感染はおきておらず、現時点では医療がひっ迫したレベルではないとし、県民に冷静に受け止めるように呼びかけています。
また、3回目のワクチン接種については、感染が拡大している県東部地域で前倒しの接種を国に改めて要望しました。