新型コロナウイルスへの感染の再拡大傾向がみられる沖縄県は、近く、希望する県民を対象とした無料のＰＣＲ検査を始める方針を明らかにしました。

沖縄県が、国の支援を受けて近日中に開始する無料ＰＣＲ検査は、感染への不安から、検査を希望するすべての県民が対象です。

これまで県の補助で、安価なＰＣＲ検査を実施していた民間の検査事業者を中心に、１０事業者と無料検査の開始に向けて調整しています。

沖縄県内では２４日、新たに３３人の新型コロナへの感染が確認されました。一日に感染が確認された人数が３０人を超えたのは、１０月１５日以来で、沖縄本島北部の高齢者施設では、高齢者ら１９人の集団感染も報告されました。

オミクロン株への感染者も、県内でこれまでに１０人確認されていて、感染の広がりが懸念されています。