×

沖縄 米軍基地の地元住民へ無料PCR検査

2021年12月22日 14:59
沖縄 米軍基地の地元住民へ無料PCR検査

沖縄のアメリカ海兵隊キャンプ・ハンセンで、新型コロナウイルスの大規模なクラスターが発生している問題で、沖縄県は基地の地元の金武町で、住民への無料のPCR検査を始めました。

無料検査は、日頃、兵士らとの接触が多い、基地周辺の飲食店従業員やタクシー運転手らが対象で、金武町内の駐車場で、22日から24日までの3日間、実施されます。

基地前の飲食店経営者「全然誰も(マスクを)やってる人いないよ。(Q:いっぱい(お店に兵士ら)来ていた?)うん、すごかった」

キャンプ・ハンセンでは、21日までの1週間に、兵士ら207人の新型コロナへの感染が確認されました。

キャンプ・ハンセンで働く日本人の基地従業員や家族らにも感染者が出ていて、うち4人からは、オミクロン株が検出されています。

沖縄県の玉城知事は日米両政府に対し、キャンプ・ハンセンの兵士や軍属全員へのPCR検査の実施や、民間地への外出禁止などを求めています。