ヒツジやヤギ“感染症”か 牧場で同時に…飼育員「戸惑っています」
神戸市の牧場で、ヒツジやヤギに感染症とみられる症状が相次いで確認されました。症状が、同時にまとめて出るのは初めてということですが、その原因については…。
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神戸市にある六甲山牧場は、約140頭のヒツジが放牧されていて、動物とふれあえるのが魅力のひとつです。しかしいま、“ある問題”が起きています。
六甲山牧場 国崎靖大牧場長
「ヒツジ・ヤギ・ウマに関して口の中に、ちょっとした歯茎の出血がでたりですとか、多少、口の中ただれている個体が出てきています」
動物たちに、感染症とみられる症状が相次いで確認されたのです。その数は、今月14日から23日までに、ヒツジ12頭、ヤギ12頭、ウマ1頭にのぼっています。
六甲山牧場 国崎靖大牧場長
「今のところは(原因が)わからない状況で、同時に(症状が)まとめて出てしまうということは初めてですので、戸惑っている状況です」
牧場によると現在、来場客や飼育員らに症状は確認されていませんが、念のためヒツジの放牧など、ふれあいは中止しているといいます。