コロナ治療薬 来月から一部自己負担 1回あたり最大9000円に
来月から新型コロナの治療薬を使う場合、9000円を上限に自己負担を求めることが発表されました。
新型コロナウイルスをめぐっては、来年4月をめどに「通常の対応」に戻すことを目指し、支援策の段階的な見直しが行われています。
厚生労働省によりますと、来月以降、これまで全額公費で負担していた新型コロナ治療薬は一部、患者の自己負担を求めるということです。
重症化を予防する効果がある治療薬の値段はおよそ9万円と高額なこともあり、1回の治療あたりの自己負担は3割負担の患者でも最大9000円とし、薬価の1割程度にとどまるよう対応するということです。
また、入院医療費についても、これまで高額な場合は高額療養費制度を適用の上、最大2万円を補助していましたが、来月以降は最大1万円にするとしています。