×

車のタイヤ外れ女児直撃 運転手と所有者の男、起訴内容認める

2025年1月17日 1:23
車のタイヤ外れ女児直撃 運転手と所有者の男、起訴内容認める

北海道札幌市で2023年、走行中の軽乗用車のタイヤが外れ、当時4歳の女の子に直撃した事故で、車の運転手と所有者の男2人の初公判が開かれました。2人は起訴内容を認めました。

若本豊嗣被告は2023年、軽乗用車を不正に改造し点検を怠った結果、ナットの緩みに気づかないまま車を運転。外れたタイヤを歩道にいた当時4歳の女の子に直撃させ、けがをさせた道路運送車両法違反と過失運転致傷の罪に問われています。女の子の意識はいまだに戻っていません。

車の所有者の田中正満被告も車を不正改造した罪に問われています。

16日の裁判で2人はともに起訴内容を認め、検察は「ナットの締め付けが不十分だったことがタイヤ脱落の原因」などと主張しました。

裁判のあと女の子の父親は「無責任な趣味で人生を奪っておいて、その程度の責任しかとられないのは間違っていると思います」

司法はどう判断を下すのか。次回の裁判は来月17日に開かれます。

最終更新日:2025年1月17日 1:23